ミスターX

Greeting

社長挨拶

社長挨拶

「負けたくない奴がいる」
これは、私が小学生の頃に観たテレビコマーシャルのキャッチフレーズです。
幼少の頃から負けず嫌いだった私にとって、このメッセージは子供ながらに強いインパクトを受けました。
そして、人生のテーマとも言えるフレーズにまで昇華致しました。

思い返せば、ミスターXを創業したきっかけも「負けたくない」事が原動力だったように思います。
では「負けたくない奴」とは誰なのか。それはある飲食店の店長をしていた時の後輩にあたる人物でした。
その後輩は私よりも先に独立し、全ての責任を負って頑張っている姿がとても眩しく見え、正直なところとても悔しい思いをした事を忘れません。

それから私の意識は独立に向かい、休みを返上して働き、5年間で1200万円を貯め、起業します。
いつも「兄貴」と慕ってくれた後輩に、無様なままでは再会出来ないという思いが強く、少し疎遠になった時期もありました。
お蔭様で今では会社規模も肩を並べつつあり、また会う事が出来るようになりました。

起業して最初の出店は練馬のラーメン店。
オープンから8ヶ月間は赤字続きで苦しい状況が続き、試行錯誤しながら寝る間も惜しんで働きました。
どうすればお客様の滞在時間を延ばし、店の外から繁盛して見える状態を作り出せるのか。
どうすればお客様との親近感を生み出せるのか。
ランチ・夕方がダメなら、深夜・早朝も営業し、労働時間は1日20時間に及びました。
これも全て「負けたくない奴が」いたから努力出来たのだと思います。
週に1度の休日も無駄にはしませんでした。名刺やスタンプカードを持って街へ繰り出し、自分の事、ラストボスの事を売り歩きました。
こうした「負けず嫌い」から生まれる努力が功を奏し、9ヶ月目でなんとか黒字転換する事に成功したのです。
辛く高い壁を乗り越えた時、素晴らしい景色がそこに待っている事を私は学ぶことが出来ました。

そして、次の課題が生まれます。
練馬の1店舗を守り続けるのか、それとも成功を活かし複数店舗を展開していくのか。
そう葛藤し、思い悩んでいたそんなある日、お客様としてご来店された現在の当社部長と出会いました。
そして、彼になら「会社の全てを任せてもいい」と思うまでになり、改めて自分がどうしたいのか正直に向き合う事が出来たのです。
あの時出会えた彼がいてくれたからこそ、私自身は複数店舗を展開する経営者になろうと決断するに致りました。

あらゆる形態の店舗を展開しているのは、もちろん私自身の好奇心が根底にあります。
しかし何よりも、スタッフのやりたい事を叶えたい、チャンスを与えたいという思いがそこに存在しております。
これからも人々との出会い、スタッフの得意な事を活かした店舗展開をしていきたいと願っております。

ご来店頂くお客様、お取引先の皆様には、これからも想像以上の満足をお届け出来るよう、全スタッフ一丸となって取り組んで参ります。
良い兆しが導くその先へ、ミスターXは姿を変えながら次の可能性を探しつづけて参ります。

代表取締役社長

SUSUMU TANAKA

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